20世紀の最後の数年に、ウィキは非公開・公開のナレッジベース(知識の基地)を開発するのに有望な技術であることが、ますます認知されるようになった。そしてこの潜在能力は、 Nupedia という百科事典プロジェクトの開祖ジンボ・ウェールズとラリー・サンガーに、ウィキ技術を電子百科事典の基礎に使おうというひらめきを与えた。こうしてウィキペディアは、2001年の1月に始まった。初めはそれはUseModソフトウェアを基にしていたが、後にいくつかの他のウィキから取り込まれた独自のオープンソースのコード基盤に切り替えられた。
今日においては、一番項目の多いウィキは英語版ウィキペディアといわれる。
非英語のウィキペディアも世界でも比較的に大きい。しかし、2004年において世界で二番目に大きいウィキはUseModというソフトを使うスウェーデン語のSusning.nuであったように、ウィキペディア以外にも大きなウィキは存在している。